高血圧とは、血圧が正常範囲を超えて高い状態が続き、その結果、脳卒中、心不全などの合併症を引き起こす病気です。
軽症の高血圧では症状が全く無いことが多く、中等症、重症と血圧が高くなるに従って肩こり、頭痛、めまいなどの症状が出現してきます。血圧が高いことによる自覚症状が少ないために高血圧を放置し、その間に動脈硬化による臓器障害がどんどん進行していき、ついには命に関わるような脳卒中、心不全などの合併症を引き起こしてしまううことがまれではありません。
高血圧の治療には、食事療法・運動療法などの生活習慣の改善と薬物療法があります。高血圧が疑われたら、早めに医療機関を受診し、正しい診断、治療を受けることをおすすめします。